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丹波の恵みを受けて ― 森山農園の黒枝豆・黒豆づくり

優哉 森山

兵庫県丹波市は朝晩の寒暖差が大きく、山々から流れる清らかな水と肥沃な土壌に恵まれた土地。
さらに秋から冬にかけて発生する「丹波霧」が昼夜の気温差を生み出し、黒豆の甘みと旨みを深めてくれます。
この自然環境が「丹波黒大豆」を育てるのに最も適した条件をつくり出しています。

古くから正月の祝い豆として親しまれ全国に名を知られる丹波黒。
その歴史は江戸時代にまでさかのぼり、長い年月をかけて地域の誇りとして守り継がれてきました。
私たち森山農園もこの丹波の恵みと伝統を受け継ぎながら、丁寧な仕事で黒枝豆・黒豆づくりに取り組んでいます。


丹波黒枝豆 ― 一年にわずかな旬の味覚

黒豆の若い実を収穫した「黒枝豆」は、ほんの短い期間しか味わえない秋の贅沢。その濃厚な甘みと深いコク、ふっくらした粒は、他の枝豆にはない味わいです。

森山農園では、収穫した黒枝豆の中からさやの薄いものや実入りの少ないものを手作業で選別
一粒ひと粒の質を大切にし、「丹波の秋のおいしさ」を安心して楽しんでいただけるよう、丁寧に仕上げています。


丹波黒大豆 ― 丹精込めた手仕事の結晶

晩秋に収穫する黒大豆は、手間と時間をかけて仕上げます。
森山農園では、裂皮莢(さやの裂け)や虫食い、割れ、粒の小さいものを一粒ずつ手作業で選別
機械選別だけでは見落としてしまう細かな部分にも目を配り、
お客様により良い商品をお届けできるよう、細心の注意を払っています。

丹波の豊かな自然に感謝し、品質に妥協せず、誠実に向き合う。
それが、森山農園の黒豆づくりの原点です。


自然とともに、これからも

美しい自然の中で、手間を惜しまず育てること。
それが森山農園の誇りであり、これからも変わらない信念です。
黒枝豆も黒豆も、自然と人の手が生み出す“丹波の味”。
そのおいしさを、ぜひご家庭でお楽しみください。

ABOUT ME
小さな畑からはじまった、わたしの農業
小さな畑からはじまった、わたしの農業
森山農園
丹波の自然に魅かれ、5畝の小さな畑から始めた農園も、今では1町2反の田畑に広がりました。 お米や丹波黒大豆、大納言小豆を中心に、自然と向き合いながら、心を込めて育てています。 農薬はできるだけ使わず、納豆菌や酵母菌を自家培養して土づくり。 微生物の力で作物がのびのびと育つ環境を整えています。 丹波の澄んだ水、豊かな土、そして人の手のぬくもり。 そのひとつひとつが合わさって、やさしい味わいの農作物になります。 食べた人が“おいしい”と笑顔になれるように。 自然と人とのつながりを感じられる農業を、これからも大切に続けていきます。 農園長 森山優哉

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